2020年3月9日月曜日

2月26日、緩和ケア病棟との意見交換を行いました

教育ステーションでは、地域の医療機関で訪問看護師が研修を行わさせて頂いています。
今回、野村病院の緩和ケア病棟で研修した訪問看護師さんと、緩和ケア病棟、地域連携室の師長さんと意見交換会を開催しました。

 
 
病院から『訪問看護師に伝えたいこと』、訪問看護師が『研修を終えて訪問看護師に伝えたいこと』をメインに話し合いを行いました。率直な思いや困っていることを共有できました。
それぞれの立場から感じている事に違いもありまりましたが、みんながこの地域の中で利用者さんが希望する場所でその人らしく過ごせるように支援したいという気持ちは同じだなあと感じました。
 
参加して下さった皆さんありがとうございました。
 

 

12月5日管理者研修が開催されました

今年度最後の管理者研修を行いました。今回は「地域の防災計画を知る」でした。
この地域で東日本大震災を経験した3名の管理者の方からの話を伺い、その後市ごとに集まり現状の把握と課題について話し合いました。
残念ながら市ごとの参加者人数にばらつきがあったことで、十分な話し合いができない市もありましたがアンケートでは今後に役立つと言って頂きました。
今年度の研修は最後ですが、来年も引き続き『災害』をテーマに研修を企画しますので、近隣のステーションの方のご参加をお持ちしています。

2019年10月18日金曜日

10月17日 ステップアップ研修が開催されました

今年度、野村訪問看護ステーションでは『災害支援』をテーマに研修を行っています。

今回は「被災地の実際から平素の対応を考える」をテーマに、災害支援を行っている武蔵野赤十字病院薬剤師の細谷龍一郎先生と感染管理認定看護師の渡邉真美先生からの講義と、当ステーションの石橋からクロスロードゲームの説明を行いました。

細谷先生からは災害派遣医療チームとして派遣される薬剤師さんの役割や、地域の薬剤師さんとの連携、災害時の処方箋について等、今まで考えた事がなかったことをたくさん教えていただきました。実際の写真をたくさん用いて非常にわかりやすく、興味深かったです。お薬手帳を持っていくことで、普段の薬がわかり、非常に助かるとの話がありました。普段から利用者さんへの指導が必要だなあと感じました。

続いて、渡邉先生から避難所で注意すべき
感染と管理方法、手洗いの重要性の説明と
断水していても手指を清潔に保つ方法など説明がありました。また被災地で仮設トイレの設置は、約50%が1週間以上かかっていることを知りました。
渡邉先生から「災害時にはアイデアと工夫」という言葉がありました。普段私たちは家にある物品を工夫してケアを行う事をしています。
災害時にも役立てられるのではないかと思いながら聞いていました。


最後にクロスロードゲームを行いました。
状況設定があり、その中で自分だったらどう行動するか2択で選択します。
今回は写真のように札を上げて、何人かの方に理由を伺いましたが、本来はグループワークでそれぞれの意見を聞くそうです。
同じ選択をしていても、理由は異なっており、いろいろな意見があるなあと興味深く感じました。


台風19号のこともあり、災害は他人事ではなくいつ起こるかわからないと肝に銘じて、普段から備えておくことが必要だと心から思いました。

今回、被害にあわれた方には心よりお見舞い申し上げます。1日も早い復旧をお祈り申し上げます。

2019年7月26日金曜日

第5回 ビギナーズ研修が開催されました

7月25日、今年度最後のビギナーズ研修が開催されました。5回目は、「災害の知識を持とう」をテーマにビギナーズだけではなく、訪問看護のベテランの方にもお誘いしたところ、30名を超える方にご参加いただきました。

野村訪問看護ステーションの訪問看護認定看護師の石橋佳代子先生から「災害時在宅で困っている人をイメージしてみよう」をテーマに人工肛門や胃瘻、人工呼吸器の方などの方へ何を準備しておけばいいかを具体的に説明して頂きました。




そのあとは人工呼吸器、在宅酸素濃縮器、介護用ベッドとエアマットについて停電になった時の対処方法を説明して頂き、実際に触って体験をしていただきました。



介護用ベッドはギャッジアップした状態で停電になると、フラットに戻すことはできないそうです。でも専用の手動バッテリーがあれば戻すことが可能とのことでした。また、今のエアマットは停電でも14日くらいはエアが抜けないと聞き、びっくり!です。














左が人工呼吸器と酸素濃縮器、右が足踏み吸引器です。実際に吸引は足で踏みながら吸引するのはちょっと大変でした。
実際に触れることで「こんなだったんだ~」と実感できることがたくさんありました。
















第1回 管理者交流会が開催されました

7月10日水曜日、令和元年度第1回管理者交流会が開催されました。野村訪問看護ステーションは今年度から3年計画で『防災』をテーマに研修を行っていく予定です。

今回の交流会は「災害看護の基礎を学ぶ」とし、武蔵野赤十字病院の櫻井美枝先生からの講義とグループワークを行いました。


災害の基礎から、災害サイクルに応じた看護活動について説明して頂きました。先生が活動していた被災地での写真をたくさん見せていただき、改めて災害の怖さを感じ、他人事としてとらえるのではなく、もしこの地域で災害が起こったらと考えさせられました。
左が櫻井先生です
 
櫻井先生ありがとうございました。


その後地域ごとに分かれてグループワークを行いました。そこで実際に今災害に備えて今行っていることを整理し、各自が「防災・減災のためにやる事!宣言」を記載しました。今後の交流会で成果を報告していく予定です。

次回7月25日のビギナーズ研修でもスタッフを対象に災害について研修会を行う予定です。














2019年7月24日水曜日

第4回ビギナーズ研修が行われました

「傷と仲良くしよう」をテーマに、6月27日木曜日に第4回ビギナーズ研修が行われました。講師は、糖尿病看護認定看護師である豊島麻美さん(武蔵野赤十字訪問看護ステーション)と皮膚・排泄ケア認定看護師である三島可愛さん(野村訪問看護ステーション)でした。皮膚に関する基本的な知識から糖尿病足病変やスキンテアのケア方法まで明日から実践できるような内容が盛りだくさんでした。研修の最後には、受講生が今困っている創やストマに関する相談もでき、日頃の悩み事も解消できたと思います。
 次回7月11日は、「高齢者の体を知ろう」がテーマです。

2019年7月23日火曜日

第3回目 ビギナーズ研修 「リハビリテーションを知ろう!」



     2019年6月13日(木)18:30~20:00

       講師:野村訪問看護ステーション 理学療法士 平野先生・栗原先生
       研修協力:サカイヘルスケア株式会社の皆様
 
       今回は、趣向を凝らし、様々な福祉用具の展示、実際の体験をして
       もらいました。(7名の看護師さんが参加してくださいました)

       体験ブース・・・車椅子、リフト、エアマット、移乗介助用シートなど
               

       

         通常の車椅子と
                        バッテリー付の
         車椅子 との比較を
         してもらいました。
      
        介護者の高齢化も
        考え優しい
        福祉用具を
        上手に使えるよう
        体験することは
                  大事ですよね~!!

       リフトによる移乗介助の様子     臥位から座位へのトランスの工夫を体験
      
          参加者の声)・利用者だけでなく介護者も楽にできる方法を学んでいきたい
                   ・移乗など今まで力任せにやっていたと感じた。
                                       ・重心や足の位置で移乗がとても楽になる事、介護者の
                安心につながるとわかりやすかった